BIMモデルを現地に合わせる / 二点配置方式(Alignment)の使い方
二点配置方式とは
QRコードを使わずに、BIMモデル上の2点と、それに対応する現実の2点を指定して、モデルを現地に重ねる方法です。
大きなモデルや、QRコードを置く場所が確保できない現場で有効です。
| QRコード配置 | 二点配置方式 | |
|---|---|---|
| 事前準備 | QRコードの作成と印刷が必要 | 不要 |
| 合わせ方 | QRコードを1か所読み取る | モデルと現実で2点ずつ指定する |
| 向きの決まり方 | QRコードの向きとオフセットの回転 | 指定した2点を結ぶ向きから計算 |
| 向いている場面 | 同じ場所に繰り返し配置する | 大きなモデル、QRを置けない場所、その場での合わせ直し |
ご利用いただける条件
- MRモードでご利用いただけます。
- 対象はRevit(建物)のモデルです。モデルを選んでいるときにボタンが表示されます。
- 縮尺は1:1固定です。モデルの大きさは変わりません。
使い方
- オブジェクトメニューの「位置合わせ」をONにします。
- 画面の案内に従って、BIMモデル上の点を2か所タップします。
- 続けて、現実の対応する場所を2か所タップします。
- 4点目をタップした時点で自動的に配置され、位置合わせが終わります。ボタンは自動でOFFに戻ります。
- 途中で「位置合わせ」をOFFにすると取り消され、元の位置に戻ります。
現実の点を指定している間は、対象のモデルが一時的に非表示になり、端末が認識した床や面が表示されます。合わせたい場所が見やすくなります。
うまく合わせるコツ
- 2点はできるだけ離して取ってください。2点の間隔が広いほど向きの精度が上がります。
- 柱の角、スラブの端、通り芯の交点など、現実にも実体がある点を選んでください。
- 高さは端末が検出した床面に合わせます。階を移動したときは、その階の床で合わせ直してください。
- 更地など目印になる実体が無い場所では、横方向の位置を合わせきれないことがあります。
歩いているうちにずれてきたとき
現場を歩き回ると、端末のトラッキングの誤差が少しずつ溜まり、モデルの重なりがずれてくることがあります。その場合は、ずれが気になった場所でもう一度「位置合わせ」を行ってください。最初の場所に戻る必要はありません。
階を移動したときも同様に、その階で合わせ直していただくと重なりが改善します。