DBR:QRコードでアセットを毎回同じ位置に配置する/QRコード配置の使い方

QRコードでアセットを毎回同じ位置に配置する / QRコード配置の使い方




QRコード配置とは

印刷したQRコードを現場に貼り、それをアプリで読み取ることで、BIMモデルなどのアセットを毎回同じ位置・同じ向きに配置できる機能です。MRモードでご利用いただけます。

手順は大きく3つです。①管理サイトでQRコードを作る → ②印刷して現場に貼る → ③アプリで読み取る


① 管理サイトでQRコードを作る


QRコード配置の画面を開く

管理サイトでルームを選び、ファイル一覧の右上にある「QRコードでアセットを配置」を押してください。


水平配置と垂直配置を選ぶ

画面上部のタブで、QRコードをどう置くかを選びます。タブごとに説明のイラストと保存履歴が切り替わります。

タブ置き方
QRコードを水平に配置する床や机の上など、水平な面に置きます。
QRコードを垂直に配置する壁など、垂直な面に貼ります。読み込む方向がイラストで示されます。
QRコードを水平に配置するタブ。左に配置例のイラスト、右にタイトルとオフセットの入力欄
「QRコードを水平に配置する」タブ
QRコードを垂直に配置するタブ。イラストが壁面への配置例に切り替わる
「QRコードを垂直に配置する」タブ。イラストが壁面の例に変わります

イラストは「QRコードを置く位置が、Revitプロジェクト基準点から何mmずれるか」を入力することを表しています。


タイトルとオフセットを入力する

項目内容
タイトル(必須)最大20文字。例:1 – A通り
オフセット[mm]Revitプロジェクト基準点から、QRコードを置く位置までのX / Y / Zのずれをmmで入力します。
回転(Z軸)QRコードの向きを度で入力します。
  • 入力したら「保存」を押すと履歴に残ります。
  • 「クリア」で消えるのはオフセットの値だけです。タイトルは残ります。


保存した履歴を使う

  • 「保存履歴からオフセット値を選択」から、保存済みの値を呼び出せます。
  • 履歴は更新が新しいものから並びます。
  • 履歴を選ぶと「削除」が押せるようになります。削除すると元に戻せません。
  • 履歴は水平配置と垂直配置でそれぞれ別に保持されます。
  • 同じタイトルで保存しようとすると上書きの確認が、値を変えて保存しようとすると更新の確認が表示されます。


② オフセット指定ビューワで位置を決める

オフセットの数値が分からない場合は、BIMモデルを見ながらクリックで指定できます。「オフセット指定ビューワ」を押してください。

オフセット指定ビューワ。左に3Dモデル、右に刻みの切替・位置XYZ・回転の入力欄
オフセット指定ビューワ。右側で刻みを切り替えながら位置と回転を調整します
  • モデルのクリックした場所のX / Y / Zが自動で入ります。水平/垂直も自動で判別されます。
  • 画面上部の帯から、ルームに複数のRevitモデルがある場合は対象を切り替えられます。
  • 右下の「レベル・部屋」で、階や部屋ごとに表示を絞り込めます。
  • 刻みは1mm / 1cm / 1m、回転は1° / 45° / 90°で切り替えられます。(+)(−)は長押しで連続して動きます。
  • 表示はcm / mに切り替えてもmm単位の数値のままです(1cm動かすと「10」と表示されます)。
  • オフセットの位置には、印刷する用紙と同じ大きさ(A4)の板が表示されます。板の絵が鏡文字に見えていたら裏側を見ています。
モデルをクリックすると位置のX・Y・Zに数値が入った状態
モデルをクリックすると、その場所の位置が自動で入ります
レベル・部屋の一覧が開き、階や部屋を選んで表示を絞り込める状態
「レベル・部屋」から、階や部屋ごとに表示を絞り込めます

※ ルームにRevitモデルが追加されていない場合や、モデルの変換に失敗している場合は「オフセット指定ビューワ」は押せません。

ビューワの中で保存すると、その履歴にBIMモデル名が残ります。「戻る」で閉じるとモデルの選択は解除され、そのあとQRコード配置の画面で保存した履歴は「BIMモデル未登録」になります。


③ 印刷して現場に貼る

「印刷」を押すと「印刷する項目を選択」が表示されます。保存した履歴から、印刷したいQRコードを選んでください。

印刷する項目を選択のダイアログ。日付・タイトル・配置方法・XYZ・回転の一覧とチェックボックス
「印刷する項目を選択」。デフォルトには最初からチェックが付いています
  • 日付・タイトル・配置方法・X / Y / Z・回転の一覧から選べます。
  • 「デフォルト」(0,0,0)は最初からチェックが付いています。外すこともできます。
  • チェックを複数付ければ、まとめて印刷できます。
  • 必ず等倍(100%)で印刷してください。拡大・縮小すると正しい位置に配置できません。

印刷したシートには、BIMモデル名・配置方法(水平/垂直)・オフセット値が印字されます。

配置方法貼り方
水平配置床や机の上に、印刷した向きのまま置きます。
垂直配置壁などに貼ります。
いずれも、用紙の左下が配置の基点です。


④ アプリで読み取る

MRモードで対象のアセットを選び、オブジェクトメニューの「QRコード配置」から読み取ります。読み取るとアセットが指定した位置・向きに配置されます。


うまく配置できないとき

  • 等倍(100%)で印刷されているかご確認ください。
  • 用紙が折れていたり、照明が反射していると読み取れないことがあります。
  • 用紙の左下(基点)が、意図した位置に合っているかご確認ください。
  • 垂直配置で向きが合わない場合は、板の絵が鏡文字になっていないか(裏から見ていないか)をご確認ください。