SphereCam機能では、バーチャル空間上の様子を360度で録画できます。
トレーニングコンテンツなどにおいては、手本となる動作を録画/再生することで、毎回実際に操作してレクチャーする手間を削減することができます。
こちらではSphereCamの使い方をご紹介します。

まずはじめに、SphereCamでは二種類の撮影方法がご利用いただけます。
用途に応じて使い分けてご利用ください。

固定視点での撮影
空間上に設置したバーチャルのなカメラから見えている360度映像を録画することができます。複数人で操作したり会話している様子を記録したい場合などにご利用ください。

一人称視点での撮影
自分の視点から見えている360度映像を録画することができます。自身の行っている一連の操作を記録したい際などにご利用ください。

メインメニューのToolsのSphereCamを押すと、SphereCamのメニュー画面が表示されます。
「固定視点で録画する」から「カメラを配置」を押すと、前方に専用のカメラが表示されます。
このカメラを撮影したい場所へと移動してください。※レンズの方向が映像の正面になります。

カメラをタップして選択すると、オブジェクトメニューが表示されます。
オブジェクトメニューのRecordを押すと録画が開始されます。
※カメラは録画中でも動かすことができます。


再度オブジェクトメニュー上のRecordingボタンを押すと、録画が停止され保存されます。
保存が完了するまでアプリを終了させないようにご注意ください。

同じくメインメニューのToolsのSphereCamを押すと、SphereCamのメニュー画面が表示されます。
「自分の視点で録画する」を押すと、録画が開始されます。
※録画中のユーザーの向いている方向は、映像には反映されません。ご了承ください。


再度SphereCamのメニューの「録画を停止」を押すか、3DUIの場合はメインメニューの更新ボタンの下の「停止」ボタンを押すことで、録画が停止されます。
保存が完了するまでアプリを終了させないようにご注意ください。

録画された映像は以下のフォルダに保存されます。
PC/VRPlusの場合:ユーザーのビデオフォルダ内の「WR_360Video」
iOSの場合:「カメラロール」
Questの場合:「ファイル」

Questの場合、USB接続した表示される「VideoShots」フォルダ内から直接動画データを回収いただくか、QuestのブラウザからOneDriveなどのクラウドストレージにアクセスして、ファイルをアップロードして回収する事も可能です。

SphereCamに関して以下の制約がございますので、ご了承ください。

・現在録画時の解像度は2048px * 1024pxで固定となっております。
・現時点では、一度の録画での最大時間は10分間になります。10分を超過した場合、自動で録画は停止します。
・iOSのMRモードおよびQuestのパススルーモードではSphereCam機能はご利用いただけません。
・録画中にルーム移動したりルームから退出した場合は、その時点で録画は停止され保存されます。
・iOS/PCの場合、録画中は自動的にアバターは一人称視点になります。

また現在、録画時に3Dペン、レーザーポインター、自身のアバターが表示されない事象が確認されております。これらの事象は今後対応予定となっております。恐れ入りますがご了承ください。

撮影された映像は以下のように2:1の比率の動画として保存されます。
動画データをそのまま専用サイトからルームへとアップロードすることで、自動で変換が行われます。
変換が完了すると、アプリ上では以下のように球体として表示されますので、オブジェクトメニューのControlから再生してご覧ください。

360度動画のアップロードに関する詳細は以下をご覧ください。
360度動画/画像をアップロードしたい – サポート

また、MetaQuestの上では「ファイル」アプリを開き「メディア」内の動画ファイルをタップする事で閲覧することができます
その際、再生画面の右下のボタンからプロジェクション方式を「360 2D」に設定いただくことで、360度映像が周囲に表示され没入する形でご覧いただけます。